カレーは「自由」「美味しい」「安心」の三拍子が揃った国民的食事、年齢・性別・文化的背景・食習慣にかかわらず、誰もが自分の好みに合わせて楽しめる「懐の深い食べ物」です。だからこそ、老若男女にわたって愛され続けているのです。そのカレーを石川県のメーカー三徳屋株式会社が金沢カレーの製造とともに、長期保存可能な防災食としても最適なカレーの開発、その長期保存食【そのまんまOKカレー】をご紹介いたします。
「そのまんまOKカレー」の特徴
特定原材料7品目不使用(アレルゲンフリー)
・卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生(ピーナッツ)を使用していない
・食物アレルギーを持つ住民・来所者にも安心して提供可能
・災害時の「誰に出しても大丈夫か不安」という現場の声を解消します
常温でそのまま食べられる(加熱不要)
・水・火・ガス・電気が使えない環境でもそのまま食事提供が可能
・温めもOK(湯煎・電子レンジ対応)
主食一体型(ご飯付き)でワンパック完結
・炭水化物と具材が一体となったこんにゃく入りカレー
・ご飯を別途用意する必要がなく、配布も簡単
賞味期限5年・長期保存対応
・備蓄の更新サイクルを抑え、コストパフォーマンスにも優れる
・箱単位での備蓄・配布にも対応
非常食を備える必要性
災害時に食料の確保が困難になるから
地震・台風・大雪・洪水・津波・豪雨他の自然災害が発生すると、以下のような状況に陥る可能性があります
- スーパーやコンビニに食品が陳列から姿を消す又は営業が停止
- 物流が止まり、商品が届かない
- 自宅や避難所から出られない
→ こうした中でも生命を維持するために、食料を確保しておく必要があります。
ライフラインが止まる可能性があるから
災害時は以下のライフラインが停止することが多くあります:
- ガス:調理ができない
- 電気:冷蔵庫が使えない
- 水道:水が出ない
→ 加熱不要、水不要で食べられる非常食が重要になります。
混乱時に“安心感”を与えるから
避難生活はストレスや不安がつきものです。そんな中、
- 普段から慣れている味
- 甘いものや温かいもの
などの非常食があることで、精神的な安心感や落ち着きを得ることができます。
避難所に食料が必ずあるとは限らないから
避難所では配給があっても量が限られていたり、到着が遅れたりします。特にアレルギーや食事制限がある方は、自分で準備しておくことが重要です。
家族構成や体調に合った食事が必要だから
- 高齢者:噛みやすい・飲み込みやすいもの
- 乳幼児:ミルクや離乳食
- 持病のある人:塩分・糖分の制限食
→ 市販の非常食では対応しきれない場合もあるため、自分で備える必要があります。
【日常減災】非常食は「災害用」だけではない
- 停電や大雪など「プチ災害」時
- インフルエンザやパンデミックで外出制限されたとき
- 災害ボランティア・地域活動の備蓄としても活用されます。
- 旅行のお供に、渋滞にはまり、空腹を満たす
- キャンプのお供に
→ 日常生活でローリングストックを意識する事をお勧め致します。
ローリングストックの基本
普段から非常食を「日常使い」する
- 保存がきく食品(レトルト・缶詰・乾麺など)を日常の食事に取り入れる
- 「特別な非常食」ではなく、「少し多めにストック」しておくイメージ
食べたら必ず補充する
- 使った分をすぐ買い足す
- 常に一定量を家に置いておくことで、非常時にも対応可能に
賞味期限を“見える化”して管理
- キッチンの棚や収納に「期限順に並べる」
- リストやカレンダーに賞味期限を書いておく
- スマホアプリで管理するのも◎(例:トクバイ、防災ログ など)
家族の人数・食事回数に合わせて計画的に備蓄
例えば:
- 家族4人 × 3日分 × 3食=36食分を常備
- 水は1人1日3L × 4人 × 3日=36L
→ これを目安に、ストック量を決めましょう。
カレーが老若男女に愛される理由
「味の幅広さ」「文化的な定着」「安心感」など多角的な要因
味のカスタマイズ性が高い
- 甘口・中辛・辛口など、子どもから大人まで好みに応じて味を調整できる。
- 野菜カレー、チキンカレー、シーフードカレー、豆カレーなど、具材の自由度も高く、嗜好や体質(ベジタリアン・高齢者食など)に合わせやすい。
スパイスの香りと旨みのバランス
- スパイスによって食欲を引き立てる香り・風味があり、食が細い高齢者や育ち盛りの子どもでも食べやすい。
- 複数の味覚(辛味・甘味・旨味・酸味・苦味)をバランスよく感じられ、飽きにくい。
「みんなで食べた記憶」がある国民食
- 日本では家庭料理、学校給食、社員食堂、レストラン、キャンプなど、あらゆる世代にとって「生活の一部」。
- 思い出と結びつきやすく、心理的にも安心感のある食べ物となっている。
ご飯と相性抜群で主食化しやすい
- 日本人の主食である白ご飯との相性が非常によく、1皿で満足感が得られる。
- パンやナンとの相性も良く、他の主食文化ともなじみやすい。
調理しやすく・保存しやすい
- 家庭でも大量調理がしやすく、リメイクもしやすい(カレーうどん、カレーパンなど)。
- レトルト食品や防災食としても優れ、あらゆる年代で利用しやすい調理形態が揃っている。
非常食はアルファ米より水が入らないレトルト食品を推奨
アルファ米単体を見ると、軽くて保管場所を取らないメリットもございます。アルファ米とレトルト食品を比較した時には、水を必要としない点や、調理の手間、保存性の面でメリットがあると感じています。過去に熊本地震では、水不足によりアルファ米が十分に活用されなかったという事例が報告されています。
アルファ米とレトルト食品の違い
レトルト食品が優れている理由(アルファ米よりも)
水が不要で手間がかからない
- アルファ米は戻すための水やお湯が必要です。
- 災害時には「水は貴重」なライフライン。調理に水を使いたくない場面で、レトルトは開封してすぐ食べられる点が非常に重要です。
味や食感が安定している
- アルファ米は戻し方で硬かったりベチャついたりすることがあります。
- レトルト食品は常に同じ品質で加熱調理されているため、安心して食べられます。
保存期間が長く、栄養バランスも良い
- 多くのレトルト食品は5~7年の長期保存が可能。
- 野菜・肉・魚など具材が豊富に入ったタイプもあり、栄養面でも偏りにくいです。
心理的な満足感が高い
- 災害時にはストレスがたまるため、「温かくて家庭的な食事」が心の支えになります。
- レトルトカレー・シチュー・煮物などは食べ応えがあり、満足感が得られやすいです。
使い捨て加熱セットとの相性が良い
- 水も火も使えない環境でも、発熱剤で加温できるレトルト食品は使いやすいです。
- アルファ米は発熱セットでお湯を作る→戻す、というステップが必要になります。
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