二酸化炭素消火設備への啓発
二酸化炭素消火設備は火災からの被害を軽減する一助としての消火設備です。二酸化炭素消火設備のメリットは、例えば水や強化液、浸潤剤等水入り他、液体の消火剤と反応して逆に火災や爆発が発生する物質がある所もあり、その場合の建物内では二酸化炭素消火設備が有効とされています。
火災を防ぐ為のための3要素
①燃焼物の除去
②酸素を遮断
③熱源を発生させない
②が酸素を遮断するための二酸化炭素なのです、ただ二酸化炭素が発生し、酸素を遮断する為に酸素濃度が薄くなり、人がその場にいると好まざる事態を招きます。
建物関係者やマンション管理会社、管理組合、自主防災組織の皆様には啓発の機会とし再周知を図って頂き再発防止の為に十分注意喚起を行なって頂きたいと存じます。
注意点
1、二酸化炭素消火設備が設けられている付近で工事又はメンテナンスが行われる場合には、誤作動や誤放出が発生しないように第三類の消防設備士又は二酸化炭素消火設備を熟知した第一種の消防設備点検資格者が立会うこと。
2、消火剤が放出されないよう当該工事等を開始前に閉止弁を閉止する等の措置を講じる事、又当該工事等を開始、必要な安全対策の内容について説明し、当該安全対策を確実に徹底すること。
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