河川の氾濫時にエアボートで救出

水害対策

毎年やってくる、ゲリラ豪雨、非常に激しい雨が降ったり、台風等、洪水や河川の氾濫と水難水害が日本各地を襲っています、街を破壊し、住宅が押し流され、住まいを奪い、人の命にも関わる、濁流により私たちに大きな被害をもたらします。
河川の氾濫により、濁流の中に立ち往生し、身動きが取れなくなり救助を待つ要救助者の命を救う、救助専用艇エアボートをご紹介致します。

河川が氾濫とは

豪雨により川の水位が上昇し、堤防の高さを越え、堤防が壊れ、水が溢れ出し街に水が流れ出します。

エアボートで救助

平成27年9月 関東・東北豪雨で鬼怒川堤防が決壊し、常総市での浸水エリアで立ち往生となり、救助を待っていた人々をエアボート1艇で46人を救助しました。
※人と一緒に犬一匹も救助されています。飼い主にとっては家族同様大切な命です。
現場は浸水エリアでは陸上部分や瓦礫、有害藻類、水生植物他、何が流れているかわかりません、圧倒的なパフォーマンスです。

エアボートとは

エアボート、初めてお聞きになる言葉ではないでしょうか。簡単にご説明をいたしますと、底が平坦で船体後部に飛行機と同様のプロペラと航空機や自動車のエンジンがあり、船体後部のやや高い位置に巨大なプロペラを設置し、そのプロペラを駆動させ前進する船です。(動画はこちら)

海外ではエアボートは、消防、警察、沿岸警備などで導入されており、大変ポピュラーな乗り物なのですが、日本ではホバークラフトと混同する人も多く、殆ど知られていないのが現状です。
レジャーや水上作業はもとより、スクリュー船では到底行けない所(浅い水路や河川、池、湿地や沼地から結氷面、漂流物が浮いた場所など)で、救助艇として大活躍しています。記録的なニューオリンズの大水害では、全米から3500台のエアボートがボランティアで集まり、水没した街中を走り廻り多くの市民を救助されました。

「エアボートは水害時に有効」日本の普及が望まれます

エアボートは、東京消防庁、県警 他にすでにご採用いただいています。

新型エアボート「PROP CHOPPER® SWAT.」

フレッシュエアーのエアボートは全てカスタムメイドです。航空力学や流体力学について豊富な知識を持ち、車や航空機のエンジンの開発にも長けたオーナーが、豊富なアイデアを総合的な視点で製品に反映しています。

新型エアボート「PROP CHOPPER® SWAT.」は、バイク型のハンドルに、グリップ式アクセル、パイロットシートをロデオタイプにした仕様をPROP CHOPPER® (プロップ・チョッパー)シリーズとし、その第一弾として誕生しました。

雪(Snow)、水(Water) 、氷や泥水、浅瀬など、あらゆる水のカタチ(All water Terrain)を航走できるという意味を総して SWAT.(スワット)と名付け、PROP CHOPPER® には、「気軽に・そして頼りになる」という意味が込められています。このSWAT.は、水害地での救助活動を通じ「もしこんなボートがあったら、より多くの人に利用してもらえる」という長年の思いをカタチにしたエアボートです。

紹介動画はこちら

救助専用艇として、調査・産業艇としての活躍が見込まれます。

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